星空

【スマホ禁止】星空をみる際に利用するべきライトについて

みなさんこんにちは!

わなのとるすです。

今回は星空を観測する際や

撮影する際に利用するライトについて

記載していきます。

時間を掛けて星空を観に来たからには

より多くの星空を観たいですよね。

星空にとって、光は天敵です。

だからと言って真っ暗な中を

何も点灯せずに動くのは、けがをする可能性もあり

とても危険です。

スマホのライトを利用することも

可能ですが・・・

実はあまり利用しない方がいいです!

そこで今回は、スマホのライトを

利用すべきではない理由や

星空をみる際に持って行きたいライトについて

紹介していきます。

ぜひ、最後までご覧ください。

目次

星空を観察時際にスマホのライトを使うべきではない理由

いつでも気軽に利用できるスマホ

星空をみに行く際も手に持っていたり

ポケットに入れていることも多いでしょう。

ちょっと物を探す時にスマホのライトで

照らしていませんか。

そうすることで星空がみえ辛くなってしまうため

スマホのライトは利用すべきではありません。

暗順応が壊れる

暗い中に長い時間いると

だんだんと目が慣れてきて暗闇の中でも

ある程度は認識することができます。

これを「暗順応」と呼びます。

逆に明るい中になれることを「明順応」と呼びます
(明順応説明を省きます)

時間を掛けて目を慣らしていく

必要があります。

だいたい20分ほど経つと目も慣れてきて

今まで見えていなかった星をみることが

できるようになります。

暗順応が壊さない為には

強くて明るい光をみてしまうと

せっかく慣れてきた目がリセットされてしまいます。

スマホのライトでも目がリセットされてしまうため

星空をみる際はスマホのライトを

使用するべきではありません。

ではどんなライトを用意する必要があるのでしょうか。

ポイントは・・・

  • 赤色
  • 電球色
  • 弱い光

赤色

赤色の光は、暗順応を壊しにくい

言われています。スマホのライトなどと

比較しても目の慣れは継続しやすいです。

車のテールランプが赤色なのは

後ろの車の運転手の暗順応を

壊さない為でもあります。
(一番は赤色が本能的に危険と認識できるからですが・・・)

ともかく、赤色の光であれば

通常のライトと比較して暗順応が

壊れにくいため、星空をより楽しむことができます。

電球色

電球色も赤色ほどではありませんが

暗順応を壊しにくいと言われています。

電球色のメリットは、写真を撮影する際に

影響が少ない点です。

赤色の光が写真に写りこんでしまうと

とても分かりやすく中には

赤色の光が入り込んでしまうことを

嫌う方も少なくありません。

現像時に除去することも可能ですが

大変です・・・

一人の時はあまり気にする必要はありませんが、

周りの状況をみてライトについては利用する必要が

あります。

弱い光

赤色や、電球色を利用しても

強力な明るさの場合、暗順応が壊れてしまいます。

そのためできるだけ弱い光がおすすめです。

ただし、状況によって明るさが必要な

場面もあるので、明るさの強弱を

つけることのできるものが良いです。

周りの迷惑

周りに誰もいないような環境の場合

好きにしても問題ありませんが、

他に星を見ている方がいたり

撮影している方がいるようでしたら、

通常のライトや赤色ライトを使う際に

気を付ける必要があります。

お互いに気持ちよく楽しむことが

できるようにしたいですね

まとめ

暗い中に目が慣れるまでに20分以上かかります。

目が慣れることでみることのできる

星の数が変わるためスマホのライトなどを

利用しないようにしましょう。

一度、暗順応が壊れてしまうとリセットされてしまい、

また目を慣らすのに時間が掛かってしまいます。

暗順応を壊さない為に

  • 赤色
  • 電球色
  • 明るさを変更できる

上記のライトを利用しましょう

赤色ライト
メリット
→暗順応を壊しにくい
 (目がリセットされにくい)
デメリット
→撮影時に赤色が入り込むと影響大
 

電球色のライト
メリット
→暗順応を壊しにくい、撮影時も影響小
デメリット
→赤色よりも暗順応を壊しやすい

星空をみに行く際、ライトについては

あまり深く考えることがなかった場合も

今後はきれいな星空をみるために

ライトを準備してみては

いかがでしょうか。

最後までご覧いただき

ありがとうございました。

それでは、また明日!