こんにちは、わなのとるすです。
あなたは高配当ETFのSPYDを定期購入しようか迷っていませんか?
SPYDが気になって調べてみると・・・
- SPYDは積立投資をしない方がいい!
- SPYDは危険!!
などと記載された記事も多く見られます。
そういった記事をみると不安になりますよね。
SPYDの積立投資について知りたい人や
なぜSPYDは積立投資に向かないのか理由について知りたい人
には役に立つ内容を記載しているため、ぜひご覧ください。
実はSPYDの特徴を詳しく見てみるとその理由が分かります。
なぜならETFに限らず、各企業にはそれぞれの特徴があり、
良い面と悪い面の両方を持ち合わせているからです。
例えばGoogleは配当金を出していません。
その代わりに事業投資を行って売上を拡大しています。
そうすることで株価がどんどん上がっているため、
配当金を出さなくても株主は含み益があります。
上記のように企業によって良い面と悪い面があるため
良いところと悪いところの両方を知っておくことが大事です。
僕の簡単な自己紹介です。
- 28歳の会社員
- 経済的自由を目指して発信中
- 27歳まで貯金0から、200万円の資産形成達成
この記事ではSPYDで積立投資するべきか否かを紹介します。
また、今SPYDを購入するタイミングなのかどうかについても紹介していきます。
この記事を読むとなぜSPYDが積立投資としては否定されることが多いのか
について知ることができます。
また、その理由についても紹介していきます。
結論はSPYDを積立投資するべきではありません。
また、SPYDを今購入するべきでもありません。
その理由は下記です。
目次
SPYDは長期積立に向かない・・・
- 株価の上昇見込みが薄い
- 分配金利回りの変動
- 分散されていない
理由の詳細については続きをご覧ください。
まずはSPYDがどのようなETFなのか確認してみましょう。
どこの会社が運用しているや、経費率がなど
特徴と関係のない部分の紹介は割愛します。
SPYDの特徴
S&P500の高配当企業の約80社のインデックスファンド
これにすべてが詰まっています。
株価の上昇見込みが薄い
積立投資に向かない理由
高配当企業は言い換えると成長性の低い企業です。
なぜかというと、成長性のある企業は
利益を配当金として株主に還元するのではなく
事業投資を行い株価を上昇させることで
株主に還元していきます。
事業投資を行っても売上が大きくなる見込みがないため
配当金として株主に還元していきます。
つまり、高配当の企業は株価が上がりづらい企業なのです。
SPYDは高配当企業を集めたETFのため、
なおのこと株価が上がりづらいこととなります。
今買うべきではない理由
また、2021/9/13現在、SPYDの株価は約39.6ドル
SPYDは40ドルを超えてから株価の上昇がほとんどなく
現在は下落傾向にあります。
分配金としては4%を超えており相変わらず高配当を
維持しておりますが、株価自体は頭打ちになっている可能性が高いです。
※そもそも積立投資は株価が今後長期的に上昇が見込まれるものに対して
効果的とされているため、成長性のある企業や指数に投資することが良いとされています。
下記のようなグラフであれば積立投資に向いていると言えます。
(VTI)
分配金利回りの変動
積立投資に向かない理由
今買うべきではない理由
株価が下落しても高配当があれば問題ないよ!
と考えている方もいらっしゃいます。
SPYDは3か月に1回分配金があります。
コロナショック時は約0.2ドルまで減配していました。
※それまでは約0.6ドル
※2021/9時点では約0.6ドルに戻っています。
そのため、株価が落ちると分配金が減る可能性は否定できません。
分散されていない
積立投資に向かない理由
SPYDは高配当でなおかつ、他のETFと比較しても
1株当たりの金額が安いため購入のハードルが低くなっています。
例えば有名なEFであるVTIは約4,000社と幅開く分散されているのに対して
SPYDは約80社とかなり少なく、またセクターとしても景気敏感なセクターが多いため
分散されているとはいいがたいです。
少なくともSPYDのみを大量に買うというのは、リスクが高いとされています。
他のETFなどを購入するなどリスク分散を行う必要があります。
まとめ
結論としてはSPYDを積立投資することはおすすめできません。
また、2021/9/13現在SPYDを購入することはおすすめできません。
もちろん投資のスタイルなどは人それぞれなので、投資方法について
否定はしませんが、投資を行う理由を確認する必要があるかもしれません。
高い配当金や分配金を得てもそもそもの株価が落ちてしまっては、
元も子もありません。
基本的には資産を増やすために投資を行うため、
我慢できない方は目的を再確認しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、また明日!